沖縄女性殺害、初公判は11月に 元米軍属、殺人罪は否認 

 沖縄県うるま市で昨年4月、女性会社員=当時(20)=が暴行され殺害された事件で、那覇地裁(柴田寿宏裁判長)は14日、殺人や強姦致死などの罪で起訴された元米海兵隊員で軍属だったケネス・シンザト被告(33)の初公判を11月16日に指定した。裁判員裁判で審理され、判決は12月1日に言い渡される。

 初公判後は17日の審理を経て、24日に検察側が論告求刑、弁護側が最終弁論をして結審する見通し。被害者参加制度を利用して被害女性の父親の出廷も予定されている。

 弁護側によると、シンザト被告は殺人罪については否認し、強姦致死と死体遺棄の罪は起訴内容を認める方針。


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