東証反落、終値58円安 北朝鮮動向を警戒 

 14日の東京株式市場は、相場の過熱感に加えて、北朝鮮情勢を警戒した利益確定の売りが優勢となって、日経平均株価(225種)は反落した。米大型ハリケーンの被害が想定内に収まったとの安心感から買いが強まり、約1カ月ぶりの高値をつける場面もあった。

 終値は前日比58円38銭安の1万9807円44銭。東証株価指数(TOPIX)は5・20ポイント安の1632・13。出来高は約16億6200万株。

 朝方は日米金利差の拡大を見込んだ円安を好感して買いが優勢となった。

 その後、中国が発表した主要統計の内容が市場予想を下回ると、売りが強まり、下げに転じた。


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