2017年9月12日 20:48 | 無料公開
東京電力は12日、福島第1原発で汚染水タンクの解体作業をしていた男性作業員の内部被ばく事故で、男性が着用していたマスクを外す際に、放射性物質が付着した手袋で誤って顔を触ったことが原因と明らかにした。東電はマスクの着脱手順に問題がなかったか調べている。 東電によると、男性は8日朝、全面マスクと防護服を着用して解体作業に従事。作業後、男性の鼻腔内部から汚染が確認された。内部被ばくは今後50年間で最大0・01ミリシーベルト程度。東電は「健康に影響はない」としている。