東京モノレールが立ち往生 停電、閉じ込められた乗客を救出 

東京モノレールの浜松町駅に張り出された、停電の影響で運転見合わせを知らせる掲示=12日午後3時23分

 12日午後2時15分ごろ、東京都大田区の東京モノレール昭和島―整備場駅間の下り線で停電が発生した。羽田空港に向かっていた6両編成の下り列車が駅間の高架上で立ち往生し、乗客約40人が車内に閉じ込められた。上り列車を現場に向かわせ、横付けして乗客を移し、午後3時半ごろに全員を救出した。

 東京モノレールによると、停電の影響で上下全線が約2時間半にわたり運転をストップ。立ち往生した列車の乗客にけがや体調不良を訴える人はおらず、昭和島駅で下車後、手配したバスで羽田空港に向かった。75本が運休し、約1万6千人に影響した。


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