地球観測衛星、11月打ち上げ 小型ロケットイプシロンで 

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は12日、高性能レーダーを備えた小型の地球観測衛星「ASNARO(アスナロ)2」を11月12日午前6時から同35分の間に、鹿児島県の内之浦宇宙空間観測所から小型ロケット「イプシロン」3号機で打ち上げると発表した。

 アスナロはNECが経済産業省の支援を受けて製造。長さ約3メートルのレーダーを備え、地表にある1メートルの物体の識別が可能だ。夜間や曇りでも画像撮影ができ、災害現場や森林減少の状況などを自治体や研究機関に要望を受けて提供する。

 イプシロンはJAXAが独自に開発した小型の固体燃料ロケット。


  • LINEで送る