太陽フレアでGPSに誤差 8日昼、通常より拡大 

 国土地理院は11日、強い太陽フレアの影響で、8日昼に衛星利用測位システム(GPS)の誤差が通常より水平方向で1~5メートル大きくなっていたとする解析結果を発表した。カーナビやスマートフォンの位置情報に影響が出たとみられる。

 茨城県つくば市の基準点データを調べると、8日午前10時から午後3時ごろにかけ、普段は水平方向に2メートル程度の位置情報の誤差が、南北で最大7メートル、東西で同3メートルに拡大していた。垂直方向の誤差は5メートルから15メートルに広がった。


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