休場の稀勢の里、稽古再開 すり足など、下半身鍛える 

横綱稀勢の里

 左の上腕や大胸筋のけがで大相撲秋場所を休場している横綱稀勢の里が11日、東京都江戸川区の田子ノ浦部屋で稽古を再開し、すり足などで汗を流した。稽古場に下りるのは6日以来となった。秋場所は全休が確実。

 稀勢の里は7月の名古屋場所で左足首を痛めて途中休場したが、この日は患部にテーピングなどを施していなかった。すり足の後は三段目力士の胸を押す動きを確認。稽古後に報道陣への対応はしなかったものの、7日の休場発表後には「休んでいる時も体を動かしたいので、場所中でも稽古をする。下半身から鍛えていきたい」と話していた。


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