3横綱休場、八角理事長「遺憾」 白鵬関、年2度の休場は初 

東京・両国国技館に並ぶ力士ののぼり。大相撲秋場所で、3横綱が初日から休む事態に陥った=8日午後

 大相撲の東横綱白鵬関(32)=本名ムンフバト・ダバジャルガル、モンゴル出身、宮城野部屋=が8日、左膝痛で稀勢の里関、鶴竜関に続いて秋場所(10日初日・両国国技館)の休場を決めた。白鵬関は3月の春場所を右脚などのけがで途中休場しており、1年で2度の休場は2001年春場所の初土俵以来初めて。

 稀勢の里関の横綱昇進などで人気定着が顕著な角界にとって大きな痛手で、八角理事長(元横綱北勝海)は「こういう異例の事態となり、遺憾です」とコメントした。日本相撲協会に正式な資料が残る昭和以降、3横綱が初日から休むのは初めて。


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