防災の日、大地震に備え訓練 官邸、各地で 

防災服姿で首相官邸に入る安倍首相=1日午前

 「防災の日」の1日、政府は首都直下地震を想定した総合防災訓練を実施した。各地でも自治体や消防、住民などが連携して訓練した。東日本大震災から間もなく6年半。今年も九州北部の豪雨など犠牲者が出る災害が相次いだ。発生が懸念される南海トラフ巨大地震の対策も急がれる。8月29日に北朝鮮の弾道ミサイルが上空を通過した北海道などでは、ミサイル飛来を想定した訓練も実施された。

 官邸で全閣僚が参加して緊急災害対策本部会議を開き、安倍晋三首相は状況把握と人命救助を指示した。

 北海道滝川市や青森県つがる市では、ミサイルが日本に着弾する恐れがあるという想定で避難訓練を実施した。


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