ゾウに踏まれ研修生重傷 群馬サファリパーク 

 30日午前9時55分ごろ、群馬県富岡市岡本の「群馬サファリパーク」で、インドネシア国籍の研修生、アムサル・アブドゥラ・サニさん(35)=富岡市南後箇=が、スマトラゾウに体を踏まれた。病院に搬送されたが、腰を骨折するなどの重傷。

 富岡署によると、午前9時ごろからゾウの展示施設で、別の研修生と一緒に餌をあげていた。推定2トンの雄のゾウ(8歳)に鼻で押され、うつぶせに倒れた後、踏まれたという。29日に短期滞在で来日し、30日が初仕事だった。

 群馬サファリパークでは昨年8月、女性従業員がツキノワグマに襲われて死亡している。


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