2017年8月30日 05:18 | 無料公開
岐阜県は29日、同県高山市荘川町のホテル「竜リゾート&スパ」で、学習塾の合宿のため宿泊していた高校生やスタッフら17~33歳の男女104人が食中毒を起こし、うち30人が病院で受診したと発表した。入院した人はおらず、全員が快方に向かっている。 県は発症者がいずれもホテル内で共通の食事を取っていたことなどから、ホテルの食事が原因の食中毒と断定。食品衛生法に基づき、再発防止策が講じられるまで厨房を営業禁止処分とした。 県によると、高校生らは大阪や京都など9府県から358人で訪れ、20~24日に滞在。複数の検便からカンピロバクター属菌が検出された。