2017年8月29日 23:33 | 無料公開
札幌市保健所は29日、市内の高齢者施設に入居していた90代女性が腸管出血性大腸菌O157に感染し、死亡したと発表した。詳しい死因や感染源は不明だが、施設で同じ料理を食べた入居者が、同時期に集中して感染していないことから「食中毒の可能性は低い」としている。 保健所によると、女性は22日に血便が見つかり入院、23日にO157に感染していることが分かり、28日に死亡した。同施設では3~28日に、死亡した女性1人を含む施設の入居者と従業員計7人が感染したと届け出があった。うち1人が入院中だが、命に別条はない。