お手柄警察犬に警視総監賞 床下から拳銃発見 

 警視庁は28日、7月に埼玉県内の暴力団組員宅の家宅捜索で床下から拳銃を発見し、銃刀法違反(加重所持)の容疑での組員逮捕に貢献した警察犬のラブラドルレトリバー「ムーンロケット号」(雄、3歳)に警視総監賞を授与した。同庁によると、銃器捜索で警察犬に警視総監賞が贈られるのは初めて。

 午前10時半から警視庁本部で伝達式が開かれ、訓練を担当してきた鑑識課警察犬係の佐藤勲警部補(57)が賞状を受け取った。上條隆利組織犯罪対策5課長は「これからもますますの活躍を期待しています」と話した。

 ムーンロケット号は銃器と薬物の両方を捜索できる「ハイブリッド犬」。


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