著作権協会は不当と上申書 ファンキー末吉さん 

記者会見するファンキー末吉さん=18日、東京都千代田区

 ロックバンド爆風スランプのドラマー、ファンキー末吉さんは18日、ライブハウスでの楽曲演奏を巡り、日本音楽著作権協会(JASRAC)による著作権使用料の徴収・分配方法が不当だとして、文化庁がJASRACに業務の改善や一部停止を命令するよう求めた上申書を同庁著作権課に提出した。

 東京都内で記者会見した末吉さんは、JASRACの問題点について「包括契約に基づき、ライブハウス経営者が毎月固定額を支払う仕組みで、真の権利者(曲の著作権者)に支払われない例が少なくない」と訴えた。

 また、コンサートについては「自分が作った曲でさえ申請できない」と指摘した。


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