東証午前終値、1万9501円 大幅続落、一時3カ月半ぶり安値 

東京証券取引所=東京・日本橋兜町

 18日午前の東京株式市場で日経平均株価(225種)は大幅続落した。トランプ米政権の先行き不安やスペインのテロを背景に売り注文が優勢となり、取引時間中として約3カ月半ぶりの安値をつけた。下げ幅は一時250円を超えた。円相場の高止まりも自動車など輸出関連銘柄の重荷となった。

 午前終値は前日終値比201円10銭安の1万9501円53銭。東証株価指数(TOPIX)は16・59ポイント安の1598・23。

 前日の米国市場でダウ工業株30種平均は大幅反落し、下げ幅は3カ月ぶりの大きさとなった。白人至上主義へのトランプ大統領の対応を巡る混乱が嫌気された。


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