豪華列車「四季島」が死亡事故 新潟、営業運転開始から初めて 

 13日午前3時40分ごろ、新潟県五泉市のJR磐越西線北五泉―五泉間で、JR東日本の豪華寝台列車「トランスイート四季島」が、新潟市西区の会社員阿部誠さん(38)をはねた。阿部さんは間もなく死亡が確認された。5月の営業運転開始後、初の死亡事故という。

 五泉署によると、約50人の乗客らにけがはなかった。線路上で倒れている阿部さんに運転士が気付き、ブレーキをかけたが間に合わなかった。

 JR東日本によると、四季島は同日午前6時ごろ運転を再開した。12日に上野駅を出発し、山梨や長野から新潟に入り、福島に向かう途中だった。この事故で同線と信越線の上下計5本が運休した。


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