日報隠蔽の監察結果、28日公表 稲田氏の関与焦点 

 南スーダン国連平和維持活動(PKO)の日報隠蔽問題で、防衛省は26日、防衛監察本部が実施中の特別防衛監察の結果を28日に公表する方向で最終調整に入った。関係者の処分も併せて発表するとみられる。政府関係者が明らかにした。ただ北朝鮮が27日にも大陸間弾道ミサイル(ICBM)などを発射するとの見方が強く、情勢次第で変更される可能性もある。

 陸上自衛隊に保管されていた日報の隠蔽で、どこまで稲田氏の関与を認めるかが焦点。防衛省・陸自の文書管理の在り方や、非公表方針が決まる経緯をどのように認定するかも注目される。


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