新十両の大成道、緊張の中に喜び 秋場所に向け「押す力つける」 

新十両昇進の記者会見で、木瀬親方(右)と握手する大成道=26日、岐阜県羽島市

 大相撲秋場所の番付編成会議で新十両が決まった24歳の大成道(木瀬部屋)が26日、岐阜県羽島市で会見し「ほっとして、うれしい気分。頑張らないといけない」と緊張した様子ながらも喜びを口にした。

 青森県八戸市出身。東日本大震災では実家に大きな被害はなかったものの、裏手まで津波が押し寄せたという。八戸水産高を経て角界入り。2011年技量審査場所の初土俵から6年余りで関取の座をつかんだ。

 公式発表では180センチ、158キロだが、本人によると現在160キロに増加。自身の化粧まわしを着用する秋場所に向け「押す力をもっとつけて、技術も磨いていきたい」と意気込んだ。


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