2017年7月26日 08:33 | 無料公開
【ワシントン共同】米国務省のソーントン次官補代行は25日、上院外交委員会の小委員会で、北朝鮮の核・ミサイル開発に関与した中国企業などに追加制裁を近く発動するとの見通しを明らかにした。米政権は6月にも中国の銀行や企業などに制裁を科しており、対中圧力が本格化しそうだ。 中国の崔天凱駐米大使は25日、ワシントンで講演し、追加制裁は「受け入れられない」と表明し「北朝鮮の核問題を巡る米中協力を損なうものだ」と不快感を示した。 ソーントン氏は、6月の「外交・安全保障対話」で中国側に国連安全保障理事会の制裁決議に違反している中国企業を取り締まるよう要請したと説明した。