稀勢の里、左足首を負傷 出場は14日朝に判断 

3敗目を喫し、厳しい表情で引き揚げる稀勢の里=愛知県体育館

 大相撲の東横綱稀勢の里(31)=本名萩原寛、茨城県出身、田子ノ浦部屋=が名古屋場所5日目の13日、勢戦で3敗目を喫した際に左足首を負傷した。師匠の田子ノ浦親方(元幕内隆の鶴)によると、取組後に病院で検査を受け、骨に異常はないという。6日目の出場は14日朝の状態によって判断する。

 稀勢の里は勢の小手投げで、土俵下に落下した。取組後は左足の裏を一部浮かせ、引きずりながらゆっくりと歩いた。報道陣の質問には無言だった。田子ノ浦親方は「本人は出たいと思っていると思う」と説明した。


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