長崎空港で小型機胴体着陸 3人搭乗、滑走路一時閉鎖 

長崎空港の滑走路上に停止した小型機=29日午後0時22分、長崎県大村市(共同通信社ヘリから)

 29日午前10時半ごろ、長崎県大村市の長崎空港に崇城大(熊本市)の小型双発プロペラ機ビーチクラフト58が車輪を出さないまま胴体着陸し、滑走路上に停止した。搭乗していた3人にけがはないとみられる。長崎空港事務所によると、トラブルを起こした機体は当時、着陸してすぐに飛び立つ「タッチアンドゴー」の訓練をしていた。

 国土交通省などによると、同機は午前9時10分ごろ、熊本県の熊本空港を出発した。胴体の一部が滑走路に接触した状態で止まっており、滑走路は一時閉鎖された。少なくとも18便の欠航が決まったほか、全日空の着陸便が行き先を変更するなど影響が出た。


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