東証小幅続伸、20円高 円相場落ち着きを好感 

東京証券取引所=東京・日本橋兜町

 週明け26日の東京株式市場は、円相場の安定的な推移を好感して買い注文が入り、日経平均株価(225種)は小幅に続伸した。

 終値は前週末比20円68銭高の2万0153円35銭。東証株価指数(TOPIX)は0・87ポイント高の1612・21。出来高は約13億9500万株。

 新規の売買材料に乏しく、業績が好調な銘柄が買われたが、積極的な取引は手控えられた。

 一方、今後発表される米経済指標の内容を見極めたいと様子見ムードも広がった。

 26日午前、民事再生法の適用を申請し、東京証券取引所が7月27日付の上場廃止を決めたタカタ株は終日、売買停止となった。


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