2017年6月25日 13:07 | 無料公開
朝鮮戦争開戦を記念する式典に臨む韓国の李洛淵首相(左)=25日、ソウル(共同)
【ソウル共同】韓国の李洛淵首相は25日、朝鮮戦争開戦から67年となったことを記念する政府主催の式典で演説し、北朝鮮で拘束された米国人大学生オットー・ワームビア氏が昏睡状態に陥り解放後に死亡した問題について「国際社会が激憤している」と述べ、北朝鮮の人権状況を批判した。
李氏は北朝鮮に非核化を求めるとともに「人権を尊重すべきだ」と強調。北朝鮮には今も複数の韓国人や米国人らが拘束されており、李氏は「すぐにも釈放しなければならない」と述べた。