タカタ、民事再生法申請は26日 自動車各社が協力表明 

 欠陥エアバッグのリコール(無料の回収・修理)問題で経営難が続くタカタが、民事再生法の適用を週明けの26日に東京地裁に申請することが23日分かった。製品の安定供給を続けてもらいたい自動車メーカー側は、相次いで再建計画に協力する意思を示している。

 破綻処理に伴い、自動車メーカーは総額1兆円に上るリコール費用のタカタへの請求を放棄することになり、重い負担を強いられる。だが、タカタは問題のエアバッグ以外にも、シートベルトなど多数の製品を納めているサプライチェーン(調達・供給網)の一角だ。


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