2017年6月23日 00:20 | 無料公開
防衛装備庁は22日、日米両政府がミサイル防衛(MD)の一環として共同開発している海上配備型迎撃ミサイル(SM3ブロック2A)で標的を迎撃する2回目の試験を行ったと発表した。成否には触れていないが、防衛省関係者によると、標的を撃ち落とせなかったという。日米はデータを詳しく解析し、今後も開発を進める方針。 同庁によると、試験は同日、米・ハワイ沖で実施。上空を移動するミサイルに見立てた標的を米軍のイージス艦から発射したSM3ブロック2Aで迎撃するという内容だった。 同庁は2月に行った初の迎撃試験の結果について「一連の動作や迎撃が正常に行われた」と発表している。