自民、豊田真由子氏巡り対応協議 秘書への暴力報道で細田派 

豊田真由子衆院議員

 自民党細田派の細田博之会長ら派閥幹部は22日、一部週刊誌が、同派に所属する豊田真由子衆院議員(42)=埼玉4区=による秘書への暴力を報じたことを受け、党本部で対応を協議した。幹部は「早く何らかの対応を取りたい」と述べた。党内には告示日が23日に迫る東京都議選への影響を懸念し、豊田氏に離党を求める声も出ている。

 豊田氏は、厚生労働省課長補佐などを経て2012年の衆院選で初当選し、現在2期目。15年10月から16年8月まで文部科学・内閣府・復興政務官を務めた。自民党では、過去2回の衆院選で当選した議員による不祥事が相次いでいる。


  • LINEで送る