ごみから1千万円見つかる、福島 作業員持ち帰る、県警捜査 

 福島県田村市の清掃センターで、収集されたごみの中から約1千万円が見つかり、ほぼ全額を清掃作業員の男性2人が持ち帰った疑いがあることが19日、同市などへの取材で分かった。県警田村署は、窃盗容疑で2人を書類送検する方針。

 市などによると、2月27日、市船引清掃センターの作業員3人がごみの分別作業中に現金を発見し、このうち2人が自宅に持ち帰った。

 市から清掃センターの業務を請け負う協業組合たむら環境センターに、持ち帰った2人のうち1人が「数万円を見つけた」と28日に申告。しかし田村署の調べで、2人が約1千万円のほぼ全額を持ち帰ったとみられることが分かった。


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