24年五輪はパリ、28年ロスか 2大会同時決定案承認 

 【ローザンヌ(スイス)共同】国際オリンピック委員会(IOC)は9日、スイスのローザンヌで開いた臨時理事会で、2024年夏季五輪招致を争うパリとロサンゼルスを24年と28年の2大会に振り分ける異例の開催都市同時決定案を承認した。7月11、12日に開く臨時総会(ローザンヌ)に諮り、IOC委員の投票で最終決定する。

 ロサンゼルス招致委員会のワッサーマン委員長は24年大会をパリに譲り、28年大会を開催する選択肢の容認を示唆する声明を発表しており、24年がパリ、28年がロサンゼルスになるとの見方が広まった。24年大会の開催都市は9月のIOC総会(リマ)で決まる。


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