新型誘導ミサイルの発射「成功」 北朝鮮、誤差7メートル主張 

ジュネーブの北朝鮮政府代表部に掲げられた国旗=2014年撮影(ロイター=共同)

 【北京共同】北朝鮮の朝鮮中央通信は30日、新たに開発した精密誘導システムを導入した弾道ミサイルの発射実験を行い、成功したと報じた。誤差わずか7メートルで目標地点に命中したと主張している。金正恩朝鮮労働党委員長が立ち会った。日時は伝えていないが、29日のミサイル発射を指すとみられる。

 新型ミサイルは無限軌道式の発射台付き車両で運用され、発射準備工程が高度に自動化され、発射時間も大幅に短縮したという。発射実験により、ミサイルの飛行安定性や大気圏再突入時の精密誘導性能などが検証されたとしている。


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