エジプトで襲撃、28人死亡 コプト教徒のバス 

 【カイロ共同】エジプト中部ミニヤ県で26日午前、キリスト教の一派コプト教徒が乗ったバスが襲撃された。地元当局によると、少なくとも28人が死亡、20人以上が負傷した。バスは教会に向かう途中で、多数の子どもが巻き込まれたとの情報もあり、当局は確認を急いでいる。現場は首都カイロの南約220キロ。

 地元メディアなどによると、犯行グループは10人ほどで、車3台に乗ってバスを銃撃、戦闘服やマスクを身に着けていた。

 エジプトではイスラム教のラマダン(断食月)を目前にし、テロへの懸念が高まっていた。


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