教育無償財源、年内に結論 キッズウイーク18年度導入 

首相官邸

 政府が来月策定する経済財政運営の指針「骨太方針」の素案が26日判明した。焦点の教育無償化は幼児教育と保育を対象に早期実現を目指すとし、財源について「年内に結論を得る」と明記。選択肢として歳出削減、税制、新たな社会保険の活用を挙げた。消費活性化の一環で、学校の休暇を地域ごとに分散して設定する「キッズウイーク」を2018年度に導入することも盛り込んだ。

 教育無償化は与野党が憲法改正と絡めて議論を先行させており、政府も格差是正や少子化対策の目玉に据える。財源については待機児童解消策と合わせ検討を急ぐ方針。

 素案は6月2日の経済財政諮問会議に示す。


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