2017年5月24日 19:17 | 無料公開
【烏鎮共同】米グーグル傘下の人工知能(AI)開発ベンチャー企業の囲碁ソフト「アルファ碁」と、中国人棋士、柯潔九段(19)による3番勝負の対局を巡り、中国当局が国内メディアに厳しい報道規制を敷いている。対局を共催するグーグルとの確執が理由とみられ、世界が注目する「世紀の対決」に水を差している。 中国メディア関係者によると、当局は(1)対局中継はしない(2)対局の内容のみ報道する(3)グーグルには触れない―などと国内メディアに事前通達。23日に行われた初戦はテレビやインターネットの中継がなく、翌日の中国各紙の記事でもグーグルの社名は言及されていなかった。