大分、地割れで立ち入り禁止に 警戒区域に指定、避難拡大 

 大分県豊後大野市の朝地町綿田地区で多数の地割れが見つかっている問題で、市は23日、周囲を含む南北約900メートル、東西約630メートルの範囲を災害対策基本法に基づく警戒区域に指定し、人の立ち入りを原則禁止した。併せて、避難勧告を新たに6世帯7人に出した。勧告の対象は9世帯17人に拡大した。

 県は23日、亀裂の幅を24時間計測する機器を5カ所に設置。市の担当者は「地割れの幅が徐々に広がっており、地滑りが起きる可能性がある。予断を許さない状況だ」と話している。


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