同級生の口にバッタや犬のふん 強要容疑、高1少年逮捕 

男子生徒がバッタを口に入れさせられる事件があった西武新宿線東伏見駅のホーム=23日午前、東京都西東京市

 中学校の同級生の男子生徒(16)に、バッタを口に入れさせたり、犬のふんを食べさせたりしたとして、警視庁少年事件課は23日までに、強要容疑で東京都練馬区の通信制私立高校1年の少年(15)を逮捕した。逮捕は15日。

 同課によると「自分にびびっていることは分かっていたので、なんでもやらせていた」と容疑を認めている。他にも同級生の複数の男子生徒が少年から暴行などの被害を受けていたとみられる。

 事件当時、2人は練馬区の区立中学3年生。男子生徒は他にもミミズやヤモリを食べるよう少年から強要されたこともあったといい、「仕返しが怖かった」と話している。


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