米自動車フォードCEOが退任 業績不振で、元マツダ社長 

マーク・フィールズ氏

 【ニューヨーク共同】米自動車大手フォード・モーターは22日付で、マーク・フィールズ最高経営責任者(CEO)が退任したと発表した。2016年10~12月期決算の純損益が赤字に転落するなど業績が低迷、CEO就任後に株価が大きく下落したことを株主から批判されており、事実上の引責辞任とみられる。後任には傘下企業の会長だったジム・ハケット氏が就任した。

 ハケット氏は米オフィス家具大手スチールケースのCEOを約19年間務めた後、自動運転車の開発などに取り組むフォード傘下企業の会長となった。ハケット氏は人員削減を柱としたリストラ策や自動運転などの技術開発の加速を通じて業績回復を目指す。


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