国と森友交渉記録保全を申し立て NPO「データ復元可能」 

記者会見するNPO法人「情報公開クリアリングハウス」の三木由希子理事長(左)=19日午後、東京・霞が関の司法記者クラブ

 学校法人「森友学園」への国有地売却を巡り、東京のNPO法人「情報公開クリアリングハウス」が19日、国と学園の交渉経緯に関する記録が残っているはずだとして証拠保全を東京地裁に申し立てた。

 財務省は記録を廃棄したと説明しているが、記者会見したクリアリングハウスの三木由希子理事長は「電子データまで消去していても復元できる可能性がある。デジタル時代には文書がないからといって記録がないわけでなく、公開を求めていく」と話した。


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