稀勢の里関、夏場所出場決まる 左上腕負傷もV3目指す 

東横綱稀勢の里関

 左上腕付近に負傷を抱える大相撲の東横綱稀勢の里関(30)=本名萩原寛、茨城県出身、田子ノ浦部屋=が夏場所(14日初日・両国国技館)へ出場することが11日、決まった。師匠の田子ノ浦親方(元幕内隆の鶴)が「本人と話し、出場を今朝決めた。横綱らしい相撲を取ってもらいたい」と明らかにした。

 稀勢の里関は横綱2場所目で初めて番付最上位の東正位として臨み、3場所連続優勝を目指す。11日は東京都江戸川区の田子ノ浦部屋での朝稽古に姿を見せなかった。部屋関係者によると休養に充てたという。

 新横綱だった3月の春場所13日目に負傷しながら強行出場し、千秋楽に逆転優勝を遂げた。


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