ラグビー元日本代表が和解 手術失敗で引退と損賠訴訟 

 左肘の手術に失敗したのが原因で引退を余儀なくされたとして、トンガ出身でラグビー元日本代表の真羽闘力さん(39)=埼玉県吉川市=が、福岡市の整形外科病院に約1億2900万円の損害賠償を求めたさいたま地裁(松村徹裁判長)の訴訟は、病院側が約6千万円の和解金を支払う内容で和解していたことが8日、分かった。

 4月26日付。原告側代理人によると、医療事故があったことに争いはなく、損害額を巡り協議を続けていた。

 訴状によると、真羽さんは2012年9月、トップリーグの試合で左肘を負傷。翌13年に同病院で靱帯の再建手術を受け、指が動かなくなる障害が残り、選手を引退した。


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