桐生が10秒04で100m優勝 9秒台ならず、織田記念陸上 

男子100メートル予選 10秒16秒をマークした桐生祥秀(6)=エディオンスタジアム広島

 陸上の織田記念国際は29日、広島市のエディオンスタジアム広島で行われ、男子100メートルは桐生祥秀(東洋大)が向かい風0・3メートルの条件下、10秒04で優勝した。同条件の予選は10秒16で、日本人初の9秒台突入は持ち越しとなった。

 やり投げはスズキ浜松AC勢が制し、男子は新井涼平が79メートル68、女子は海老原有希が60メートル65を記録した。女子100メートルはメリッサ・ブリーン(オーストラリア)が11秒70で制し、中村水月(大阪成蹊大)が11秒74で2位。日本記録を持つ福島千里(札幌陸協)は予選のレース途中で棄権した。


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