ベトナムの実家でリンさん法要 「もう一度私の子に」 

レェ・ティ・ニャット・リンさんの没後35日の法要で、紙で作った自転車を燃やす父レェ・アイン・ハオさん=28日、ベトナム北部フンイエン省(共同)

 【フンイエン共同】千葉県の女児殺人・死体遺棄事件で、遺体で見つかったベトナム国籍のレェ・ティ・ニャット・リンさん(9)の没後35日の法要が、ベトナム北部フンイエン省にある父親の実家で28日開かれ、両親や親族ら約20人が霊を慰めた。

 父親のレェ・アイン・ハオさんは報道陣に「リンちゃんが天国に行けるようにお願いした。(生まれ変わって)もう一度、私の子どもになってほしい」と話した。

 没後35日の法要は、故人の霊を来世に送るという意味があり、参列者は、リンさんが来世でも生前と同じような生活ができるようにという願いを込め、紙で作ったお金や服、自転車などを燃やした。


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