スヌーピーミュージアムが記念展 オープン1周年 

スヌーピーミュージアム((C)Peanuts)の展示風景=東京・六本木

 東京・六本木の「スヌーピーミュージアム」が、オープン1周年記念展「ピーナッツ・ギャング・オールスターズ! ともだちを紹介してよ、スヌーピー。」を開催している。

 米国では、漫画「ピーナッツ」に登場するキャラクターたちのことを、親しみを込めて「ピーナッツ・ギャング」と呼ぶ。今回は個性豊かなギャングたちに焦点を当てているのが特徴で、計80点の貴重な原画や新作映像を通して、スヌーピーとのほほえましい関係や定番のエピソードを紹介する。

 偉大な音楽家になろうと日々腕を磨くシュローダーのコーナーには、おもちゃのピアノも展示している。

 米カリフォルニア州にあるシュルツ美術館のカレン・ジョンソン館長は「数々のキャラクターたちとスヌーピーのやりとりを読んで、それぞれが『これは自分のことだ』と思った瞬間があるはず。それがピーナッツの魅力です」と解説する。

 開館当初から人気の「ブラウンズストア」は充実の品ぞろえ。ほこりまみれのピッグペンが包装紙に描かれたせっけんなど、約650点のオリジナルグッズが所狭しと並んでいる。

 ミュージアムは昨年4月にオープン。半年ごとにテーマを区切ってがらりと展示替えをしてきた。9月24日まで開催で、会期中無休。問い合わせは、電話03(6328)1960。


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