ボクシング、井岡が5度目の防衛 W世界戦、大森はTKO負け 

10回、マーロン・タパレス(右)にダウンを奪われる大森将平=エディオンアリーナ大阪

 ボクシングのダブル世界戦各12回戦が23日、エディオンアリーナ大阪で行われ、世界ボクシング協会(WBA)フライ級王者の井岡一翔(井岡)は同級2位のノクノイ・シットプラサート(タイ)に3―0で判定勝ちし、5度目の防衛に成功した。世界戦通算勝利数が「14」となり、具志堅用高の日本記録に並んだ。

 井岡はダウンを奪えなかったが、右ストレートなどを的確に打ち込み、危なげなく挑戦者を退けた。

 世界ボクシング機構(WBO)バンタム級6位の大森将平(ウォズ)はマーロン・タパレス(フィリピン)に11回16秒でTKO負けし、世界初挑戦での王座奪取に失敗した。


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