2017年4月23日 11:33 | 無料公開
【ワシントン共同】22日付の米紙ウォールストリート・ジャーナルは、中国政府が支援する複数のハッカー集団が最近、米軍の最新鋭迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD)」の韓国配備に関わった韓国の政府機関や軍事企業などにサイバー攻撃を仕掛けていたと報じた。中国国防省は関与を否定している。 米情報セキュリティー会社「ファイア・アイ」が同紙に明らかにした。同社によると、ハッカー集団は中国の軍や情報機関とつながりがあり「トント・チーム」「APT10」と呼ばれている。 同紙によると、不正な添付ファイルをメールで送りつける手口などが使われているという。