チューリップフェア開幕 富山・砺波市 

色鮮やかなチューリップを観賞する地元の園児たち=21日午前、富山県砺波市

 チューリップの球根栽培が始まり今年で100年目となる富山県砺波市で21日、赤や黄の鮮やかな色が咲き誇る毎年恒例の「チューリップフェア」が開幕した。主催者の公益財団は「長い時間をかけて開発した色とりどりの花を楽しんで」と魅力をアピールする。

 会場の砺波チューリップ公園や周辺には約700品種約300万本が並び、大型連休にかけて見頃を迎える。今年は21万本の花で数字の100をかたどった地上絵も展示する。5月5日まで。

 白やピンクなどの花で彩られた壁の間を通る展示「花の大谷」では、多数の観光客が足を止め、鮮やかな色合いに見とれていた。


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