2017年4月19日 14:13 | 無料公開
優れた女性科学者をたたえる「猿橋賞」に、太陽系の外から飛んできた高いエネルギーを持つ素粒子ニュートリノを南極で測定することに成功した千葉大の石原安野准教授(42)が決まった。主催する「女性科学者に明るい未来をの会」が18日、発表した。 同日都内で会見した石原さんは「非常に光栄で、本当にうれしい」と語った。石原さんは、南極の巨大な氷床を観測装置として利用する国際的な実験「アイスキューブ」に参加し、宇宙に存在するニュートリノの観測を研究している。 同会は、石原さんが12年に非常に高いエネルギーを持ったニュートリノを初めて捉え、量を測定したことなどを評価した。