独、100キロの巨大金貨盗難 ベルリンの博物館、価値4億円超 

2010年にボーデ博物館で撮影された巨大金貨(AP=共同)

 【ベルリン共同】ドイツの警察当局は27日、首都ベルリン中心部のボーデ博物館から重さ100キロの巨大金貨が盗まれたとして市民に目撃情報などの提供を呼び掛けた。カナダ造幣局が鋳造した同金貨の額面価格は100万カナダドル(約8260万円)だが、DPA通信は現在の金価格では約370万ユーロ(約4億5千万円)の価値があると伝えた。

 金貨は直径53センチ、厚さ3センチ。DPAによると世界に5枚あり、金貨としては世界で2番目の大きさとされる。表側には英国のエリザベス女王、裏側にカナダ金貨の特徴である「メープルリーフ(カエデの葉)」があしらわれている。


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