バレエ講師指切断に実刑 元生徒の男、東京地裁 

 東京都渋谷区のバレエスタジオで20代の女性講師の親指を切断したとして、傷害罪に問われた元生徒で無職橋本浩明被告(42)に、東京地裁は27日、懲役4年6月(求刑懲役6年)の判決を言い渡した。

 菅原暁裁判官は「あらかじめ凶器を準備し、計画的に指を切断した犯行は残酷の一言に尽き、被害者が厳しい処罰感情を訴えるのも当然だ」と指摘した。

 判決によると、被告は昨年7月6日午前8時40分ごろ、スタジオで女性講師の首を絞めて失神させた上、右手親指を工具で切断した。


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