乳児暴行、父親に無罪 熊本地裁 

 熊本市で2014年、当時生後間もない次男に暴行して意識不明の重体にしたとして、傷害罪に問われた父親の無職太田歩被告(31)に熊本地裁(溝国禎久裁判長)は27日、無罪の判決を言い渡した。求刑は懲役5年だった。

 起訴状によると、太田被告は14年、自宅アパートで次男の体を強く揺さぶるなどして急性硬膜下出血の傷害を負わせた、としている。

 太田被告は公判で「たたいたことは認めるが、激しく揺さぶってはいない」と無罪を主張していた。


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