稀勢の里、左肩付近を負傷 連勝一転、思わぬピンチ 

日馬富士戦で負傷し、支度部屋で患部を固定される稀勢の里=エディオンアリーナ大阪

 大阪市浪速区のエディオンアリーナ大阪で行われた大相撲春場所13日目の24日、注目の新横綱稀勢の里関(30)が日馬富士関との横綱同士による一番で今場所の初黒星を喫した。その際に左肩付近を負傷し、救急車で大阪市内の病院へ運ばれた。

 横綱鶴竜関との対戦が組まれた14日目(25日)に出場するかどうかは当日朝に決めるというが、連勝から一転、思わぬピンチに陥った。

 稀勢の里関は1月の初場所で初優勝し、19年ぶりの日本出身横綱誕生で大きな関心を呼んでいた。春場所は初日から白星をきれいに並べ、12日目まで全勝で優勝争いの単独首位だった。


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