東証続伸、終値177円高 米政権の不透明感やや後退で 

東京証券取引所

 24日の東京株式市場は、米国の政局を巡る不透明感がやや後退して円安ドル高が進んだことから日経平均株価(225種)は続伸した。終値は前日比177円22銭高の1万9262円53銭。上げ幅は一時200円を超えた。

 東証株価指数(TOPIX)は13・51ポイント高の1543・92。出来高は約18億2100万株。

 朝方は、前日に米医療保険制度改革(オバマケア)の代替法案採決が見送られて政権運営が不安視されたことから、円高ドル安基調で売りが先行した。

 その後、法案可決の観測が強まると、円安に振れて自動車株や銀行株など幅広い銘柄が買い戻された。


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